そのネットショップ、大丈夫?
「今現在クレジットカード情報を盗み出すマルウェアに汚染されているネットショップは5761軒」
セキュリティ・アナリストのデ・グロート(de Groot)氏は、2015年11月からネットショップのマルウェア汚染を調査していますが、それ以来、感染サイトの数は70%近くも増えたとのこと(調査対象は25万件ほど)。主にネットショップを動かすためのスクリプトの脆弱性をついて侵入し、マルウェアを埋め込んでいるようです。
一応、2016年10月に入ってからは漸減傾向にあるようですが、それでもまともに取り合わないショップも多いようです。
「気にしていません。支払いはサードパーティの支払い処理業者に任せてますから」
「ご忠告ありがとうございます。しかし当店は完全に安全です。単にうっとうしいJavaScriptのエラーが出ているだけです」
「当店はhttpsを使っているので安全です」
という感じだそうです。
ちなみに、感染しているところの中には大きなショップもあるので、あまり安心はできません。感染サイトとして、次のところが挙げられています。
クレジットカードをネットで使う際には、本当に注意が必要ということですね。場合によってはクレジットカード扱いできるプリペイドカードの利用も考えた方がいいかもしれません。