性暴力問題、セキュリティ業界でも

「ITセキュリティのスター、性暴力で告発を受け、専門領域の各種提携を破棄される」

arstechnica.com

海外では性暴力などを告発する #MeToo の嵐が吹き荒れてますが、ITセキュリティ業界も例外ではないようで、ニュージーランド出身の有名なセキュリティ研究者、モーガン・マークイス・ボワール氏への告発が相次ぎました。告発が正しいとすれば、カナダやオーストラリア、母国ニュージーランドなどで少なくとも10人の女性に性暴力を働いたか未遂だったようです。

ちなみに彼は、上記記事掲載元(Ars Technica)のイベントにも出席していたほか、Citizen Labや「報道の自由財団」、EFF(電子フロンティア財団)でも地位をもっていました。

この告発を受けて、各社は彼との提携を全て解除し、本人も現在はイベントなどに出ていない状態です。

なお、セキュリティ業界では、1年ほど前に、Torプロジェクトや報道の自由財団に所属していたジェイコブ・アッペルバウム氏への告発もありました。

「Tor開発者ジェイコブ・アッペルバウム氏、『性的に不適切な扱い』の申し立てを受けて辞職」

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