5月2日の気になるセキュリティニュース

ちょっと古いのも入ってますが。

Alphaランサムウェア復元ウールが公開

Alphaランサムウェア解読ツールにより、被害者が無料でファイル回復可能に
http://news.softpedia.com/news/decrypter-for-alpha-ransomware-lets-victims-recover-files-for-free-503581.shtml

これに限らず、結構な数のランサムウェアが解読されているので、ひっかかってしまった人はランサムウェアの名前に「decrypt」などをつけて検索してみてもいいかも。

2006年から続く、日本企業を標的としたTickサイバースパイ活動

Tickサイバースパイグループ、Daserfバックドアを用いて日本企業を狙う
http://news.softpedia.com/news/tick-cyber-espionage-group-targets-japanese-companies-with-daserf-backdoors-503555.shtml

Symantecによれば、「Tick」グループは2006年から日本の技術・水関連工業・放送関連の7企業に侵入してきた模様。活動が慎重なことから、そこらの犯罪者とは違うようですね。

タイミングは肝心

NFLプレーヤー、テレビ放映中にハックされる
http://news.softpedia.com/news/watching-an-nfl-player-get-hacked-on-live-tv-503556.shtml

タイトルが内容とあってないような気がする謎記事ですが。

NFLのドラフトを受ける中でも最高レベルと言われたLaremy Tunsil選手が、ドラフト前夜にツイッターアカウントをクラックされ、アメフトのマスクをしたまま喫煙(?)している写真(しかも吸ってるのはマリファナという説明つき)がアップ。一気にドラフト順位が上位10位外に滑り落ち、少なくとも700万ドルは損したとか。

FBIは「全世界の」コンピューターにハッキングしていいそうです。

最高裁、FBIに全世界のコンピューターへのハッキングを認める
http://thehackernews.com/2016/04/fbi-hacking-power.html

例えばニューヨークの裁判所の令状で日本のサーバをクラックしてもいいそうです。