移民の電話やPCのデータを押収する法案、ドイツで提出

「ドイツ、電話やノートPCのデータを移民申請者から押収へ」

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ドイツは、2015年に大量の移民を受け入れたものの、その後国内では移民問題が噴出しています。そんな中、内務省から新しい法案が提起されました。

この法案は、ドイツへの入国を希望する移民のうち、パスポートを持たない人や、偽装書類を所持している人を対象に、スマートフォンやPCなどのデータを押収するというものです。現状では、こういったデータの取得は当人の同意があった場合に限定されています。

もちろんドイツ国内でもプライバシー侵害としてこの法案に反対する声もありますが、一方で欧州各国はスマートフォンを用いた移民の追跡について、技術系企業に提案を求めていますし、国によっては既に今回のドイツでの案を実施しています。