サンフランシスコ地下鉄にマルウェアで脅迫した犯人、逆襲を受ける
先週末にサンフランシスコ地下鉄がマルウェア被害にあい、改札を無料開放した件がありました。
この話、実はさらに延焼を続けています。
「サンフランシスコ地下鉄に侵入したハッカー達、顧客や契約情報をネタにさらなる脅迫」
侵入犯いわく「顧客、契約、従業員に関する30GiBのデータをもらった。100ビットコイン(約750万円)を払わなければ公開する」とのこと。地下鉄側はデータ漏洩はないとコメントしています。
そして…。
「サンフランシスコ地下鉄事件のハッカー、ハックされる。なぜなら復讐は甘美なものだから」
なんと、セキュリティ研究者が犯人のメールアカウントに侵入しました。手段は「秘密の質問」の推測。さらにパスワードを変更し、完全にのっとった状態だとか。
これ、多くの国では犯罪行為ではないかと。さらに、もし本当に犯人側がデータを抽出できていたら、連絡が取りづらくなってかえって問題にはならないんでしょうか。