多くのメールサーバで使われるEximにまた脆弱性

Eximの1つずれに基づく遠隔コード実行脆弱性:CVE-2018-6789を緩和要素をかわしつつ攻略」

devco.re

SendmailPostfixなどと同じカテゴリMTAの著名ソフトの1つexim脆弱性が見つかりました。対応版(4.90.1)への更新が必要です。

この脆弱性は、記事タイトルが示すように、緩和要素(ASLR, PIE, NXビット)を回避できる上、BASE64デコード時のバッファサイズが1octet不足するケースを狙う関係で、認証不要でインターネット側からの攻略が可能です。

きわめて重大な脆弱性なので、メールサーバ管理者の早急が対策が望まれます。

なお、この記事の作者は、昨年秋にもEximの重大な脆弱性(CVE-2017-16943)を発見した人物でもあります。