Apple、イランのアプリを削除

Apple、イランで人気のアプリを、米国の制裁に基づき削除」

www.theverge.com

Appleは、ストアからイランで人気のアプリを削除しました。ライド・シェアリングのSnappや、食事配達のDelionFoodsなどが含まれます。これは米国の現政権によるイランに対する制裁にあわせたものとみられています(詳細は不明)。イランの開発者や通信相はこれを批判しています。

ちなみにイランではiPhoneの販売が禁止されているのですが、実際には密輸されているそうです。スマートフォン全体の利用者数は推定で4800万人(イランの人口はWikipedia日本語版で7900万人)、SNS利用者は4700万人にのぼるとのこと。また、イラン通信相のツイートによれば、iPhoneのシェアは11%なのだそうです(ペルシャ語なので読めませんが「11%」は読めます)。なお、通信相は最近就任した若い人で、イラン政府のTwitterアクセス規制を解除させようとがんばっているそうです。

twitter.com

ちなみに、Googleは同様の削除は行っていません。ただしイランでの有料アプリは(Googleにより)禁止されているそうです。