(重大な追記あり) Windows10の次回大型更新、国により名称が異なることが判明

【重大な追記 (2017-07-20昼)】

「'Autumn Creators Update'は誤訳だった。全世界で'Fall Creators Update'とのこと」

arstechnica.com

北米以外の英語圏でも「Fall Creators Update」という名前のままだそうです。そもそも9月は南半球では「春」ですよね。季節があまりない地域もありますし。いずれにせよ、現在のネーミングは(半年に1つずつ増えることを考えれば)問題があると思います(例えば個人的にはMacユーザではないので、lionとmountain lionとsnow leopardがどういう順序なのか全く分かりません)。Androidのように頭文字が順番になっているならまだしも、基本的に全部数字が最も明確であることに変わりはありません。

【追記ここまで】

次回のWindows 10の大型更新は「Fall Creators Update」とされていましたが…。

「イギリスでは英語が違うので、マイクロソフトはFall Updateという名を一部地域で改名」

arstechnica.com

マイクロソフトのen-UK(イギリス英語)ページでは「Autumn Creators Upadte」になってるそうです。確かに秋を'fall'というのは米語ですね。ちなみにAutumnになるのは「北米以外の英語圏」だそうです。

上記記事でも指摘がありますが、そもそも大型更新にいちいち名前をつけておいて、その割にOS内では表示されないのは混乱を招くばかりです。その上、地域によって名前が違うというのは、もはや名前が不具合と言われても仕方ないでしょう。

マイクロソフトさんが羨望し真似してる(この名前をつける件も)とおぼしき会社さんは、以前は大型ネコ科動物名、最近はカリフォルニアの地名なので、出荷先によって名前を変える必要はないようですし、スマートフォン向けでは単に数字しか出してませんね。

記事の主張(「1709」のように年+月の番号にすべき)には、個人的にも同意するところです。winverコマンドで表示できますし。PCのOSではほぼ寡占しているような企業に、これ以上混乱を増やさないでほしいものです。そんなんだとさらに"Fall"しちゃいますよ?