ニュージーランドでも、入国時に機器のパスワードを要求が発生

ニュージーランドの空港で『デジタル強奪捜索』、年間数百人のニュージーランド人がスマホやPCのパスワードの開示を強制されている」

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米国への入国時にPCなどのパスワードを求められる事案は既に色々と出ていますが、ニュージーランドでも同様のことが行われている模様です。2015年から今まで、少なくとも1300人以上がこの強制を受けているとか。

密輸入者を探すため、としていますが、中のデータをコピーし(警察などの)省庁に引き渡すこともしていると認めています。

対象者のうち、ニュージーランド人が最も多く(1300人強のうち296人)、中国人(269人)、台湾人(91人)が続きます。

ちなみに現在、これを拒んだ場合に最大で5000NZDの罰金を課する法案が検討中です。

米国でもそうですが、この手の措置がとられた場合、拒否しつつの入国はかなり難しく、可能としても長期間の闘争が必要となります。残念ながら、国内外を越える際、デジタルデータの管理について慎重に考える必要が生じてきているようです。