Ashley Madisonの流出事件は続く&英でも漏洩事故
不倫用出会い系サイト「Ashley Madison」のデータが流出した事件は有名ですが、実は今でも恐喝が続いているようです。
「アシュレイ・マディソンにまつわる脅迫、再び襲い掛かる」
Ashley Madisonの利用者たちのところに、脅迫メールが届いているようです。
2017年5月1日に新しいサイト「Cheaters Gallery」を開設します。ここでは家族をだまし、崩壊させた者たちを晒しものにします。開設にあたっては、家族をだました者たち(cheater)の友人や家族をFacebookやLinkedInなどのSNSで洗い出し、大規模なメールキャンペーンも行う予定です。あなたの支払いがない場合、ここにはあなたも含まれます。
ちなみにAshley Madisonに書いたプロフィールもついてくるそうです。
この晒しを避けるためのコストは500ドル、支払いはBitCoinだとか。
もちろん、脅迫がこれで終わるというわけでもありません。データが流出した以上、永遠に脅迫の可能性は残ります。
英ガーディアン・ソウルメイツでも流出事件
今度はイギリスの話です。
「ガーディアン・ソウルメイツ利用者、データ漏洩後にスパムに見舞われる」
イギリスのデートサイト「Guardian Soulmates」(こちらは不倫専門ではない模様)でも情報漏えいがあったそうです。
運営会社(Guardian News & Media)によれば「外部の技術サービス会社のミスによるもの」だとか。また漏洩した情報はメールアドレスとアカウント名だけ、としています。
利用者のもとには、性的なスパムが来ているようです。少なくともBBCに報告した人の中には、他では使っていないメールアドレスに届いていたり、ここにしか登録していない情報が参照されているようです。
ちなみに、情報漏洩はどうやら2016年4月にあり、スパムなどは同年11月までには届きはじめていたようです。