Subway、鶏肉50%報道に別方式の試験結果で反論

先日、カナダのテレビ局CBCが、「Subwayのチキンは実際の鶏肉が50%程度」と述べて、大いに話題になりました。

gigazine.net

この件については、当初から「DNAの量で元の成分の分量を推定することはできない」という意見が出ていました。

science.srad.jp

海外でも「DNAテスト(という、この目的に向いてないもの)を、食物科学の専門ではない研究所が分析した」ことに疑惑がもたれていました。

一方のSubway側も、第三者である企業2社に分量分析を依頼し、大豆の分量はごくわずか、という結果を取得、発表しました。

Subway、鶏肉50%という計量結果に対してデータを公開」

arstechnica.com

今回の調査方式はELISAというものです。Wikipediaのページでは、特異性の高さと定量性の良さを兼ね備えた方式とあります。

2社の評価結果は「3 parts-per-million」「5.3ppm」。鶏肉の割合でないのが残念ですが、そのためには異なる組成を全て挙げる必要があるのでしょうね。

記事の(更新情報を除く)末尾の段落(レストランの食事には少なからず色々な成分が入ってるし、全体的に塩分が多いことを忘れないように)はまったくもってその通りかと思います。