Eto.Formsでアプリケーションのアイコンを設定する
Eto.FormsのForm(正確には親のWindow)クラスには、Iconプロパティがあります。ここにアイコンを設定すると、例えばWindowsならウインドウ左上やタスクバー上に表示されます。
ここでは、サンプルとして、Alessandro Rei氏のGPLなアイコンセット「Dark Glass」の「editcopy」を使ってみます。特に選択に意味はありませんが。
プロジェクトの作成
例によって、プロジェクトを作成。今回は「Full .NET」を選びます。PCLだとリソースにアイコンファイルが設定できなかったので。
次に、アイコンをプロジェクトフォルダにコピーします。
メインフォームがある方のプロジェクト("Desktop"がつかない方)のプロパティから、リソースを開きます。ここで既存ファイルとして追加。
また、ソリューション エクスプローラで当該ファイルを選択し、ビルドアクションを「埋め込みリソース」にします。
次に、コンストラクタに追加。
Icon = Icon.FromResource(
"EtoSample04.editcopy.ico",
System.Reflection.Assembly.GetExecutingAssembly() );
リソース名は、プロジェクト名.ファイル名
となります。
実行してみる
ビルドし、実行します。
左上のアイコンが、カスタマイズできています。
タスクバー上でも、設定したアイコンが反映できています。
なお、アプリケーション実行ファイルのアイコンは、別途リソースエディタかインストーラで設定する必要があります。