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反ドーピング機関の流出データ、米民主党と同様に改竄が発覚(2016-10-13追記)

「アンチ・ドーピング機構やクリントン候補関連の流出データ、研究者が偽装を発見」

arstechnica.com

もう何回か取り上げているWADA(世界アンチ・ドーピング機構)やDNC(米民主党全国委員会)への侵入・盗難データについて、いずれも改竄されていることが分かったそうです。

両者ともにロシアとの関連が疑われるグループ(通称Fancy Bear)によるものです。ちなみに、米DHS(国土安全保障省)・ODNI(国家情報局長室)は共同で、DNCへの侵入に関して「ロシア政府の指示によるもの」と名指しで述べています。

「DHSとODNIからの、選挙セキュリティに関する共同声明」

https://www.dni.gov/index.php/newsroom/press-releases/215-press-releases-2016/1423-joint-dhs-odni-election-security-statement

今後、米大統領選が近づくにつれて(おそらくクリントン陣営にダメージを与えるために)さらなる流出データが出てくると考えられますが、今回の発表はそれに釘を刺す効果があるでしょう(「また捏造でしょ?」)。

ちなみにArs Technicaの記事の冒頭にある画像、たぶんですけどリラックマ(の偽物?)のぬいぐるみですね。キャプションは「Fake Bear Dump(フェイクの熊がどばっと広がっている)」。「Fancy Bear(非実在熊)」によるフェイク(Fake)のデータダンプ(Dump)というダジャレらしいです。

2016-10-13追記:大統領も言明しました。

ホワイトハウス:我々はロシアのハッキングに対応する」

edition.cnn.com

ここでの対応(respond)は、相手からの攻撃に応じたもの(proportional)とされています。具体的な手段や度合いは検討中とされており、またこの「対応」は公表されるとは限らないとのこと。

また、国家安全保障問題担当大統領補佐官リサ・モナコ氏によれば「あらゆる手段、つまり経済・外交・法執行機関・軍などの利用を考慮する」としています。