Comodo、「Let's Encrypt」と商標で大もめ
「我々のブランドを守るために」
無償でTSL接続、認証を提供するLet's Encrypt。その名称をめぐって、セキュリティベンダーのComodoと大もめです。どうやら初期時点で商標をとってないことに気付いたComodoが申請してとったようで……。
ちなみに、下記のComodoのフォーラムでComodoのCEOを交えたやり取りがみられます。
「恥を知れ、Comodo!」
「できるから」といって、他者のデータや権利を守るための製品のベンダーがやるべきことなのかは、疑問です。「できるからやる」と「できるけどやらない」がブラックハットとホワイトハットの分け目ではないのでしょうか……。
なお、Comodoについては、下記のような話も過去にありました。
SSL証明書を発行する企業が証明書を偽造する悪質なアドウェア「Privdog」を販売していたことが判明 - GIGAZINE
「Comodo Internet Security、強制的に新ブラウザをインストールし、Webセキュリティを無効化」