フライトシミュレータアプリ作者、特許侵害訴訟を受ける

「Uniloc訴訟について」

http://www.x-plane.com/x-world/lawsuit/

X-Planeというフライトシミュレーター(1995年からあるとか)について、作者に対してUnilocという企業から提訴があったそうです。

このUnilocという企業は(公式サイトでは情報が得られないので)、Wikipedia英語版(https://en.wikipedia.org/wiki/Uniloc)を見る限り、1992年に設立されたオーストラリア企業で、特許訴訟で色々と話題をふりまく、いわゆる「パテント・トロール」の代表格の1つなのだとか。

マイクロソフトへの提訴で2009年に4億ドル弱を勝ち取ったのを機に、多数の有名企業へも提訴を行っています。肝心な特許は、Wikipediaを読む限り「試用後購入」というビジネスモデル特許であるような印象です。大企業から勝ち取っているので、かなり手ごわい感じですね。

ちなみに特許権の継続期間は最長20年ですが、米国では1995年6月7日以前に出願した場合は「出願日から20年」「付与日から17年」のうち長い方だそうで……。